可愛いもの、美味しいものetc…。私の「好き」をぎゅうっとつめた宝石箱です。


by framboise73
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

沢木耕太郎「深夜特急」

 読み返したときに笑顔になれるようなブログが理想だったので、「ここにはネガティブなことは書かない」と決めていたのですが…ちょっとだけ弱音を。
 10日ほど前から、熱っぽい日が続いて体調がすぐれません(涙)。年に何度かこういうことがあるものの、37℃台後半の熱が10日も続くと体力的にツライ…。それでも、年末進行で繰り上げられた入稿日程に間に合うように、どこかぼんやりとした頭で原稿を書き、打ち合わせを数本こなし…。でもついに昨日、担当チームの忘年会を欠席してしまいました。お世話になったアシスタントくんの送別会も兼ねていたので、ほんとに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

f0114007_17211667.jpg そんな中読んでいたのが、大学時代に一度読破した、沢木耕太郎の「深夜特急」(文庫全6巻)。主人公は香港からロンドンまで乗合バスだけで旅する青年(筆者)。バッグパッカーのバイブルとも称される紀行文です。70年代アジアの混沌とした雰囲気やインドという国の迫力ある描写に、見知らぬ土地への憧れが募ったのは言うまでもないこと。ヨーロッパに入ってからは、旅の終わりに焦りを感じ始めた筆者が、「旅」というものを説教くさく語るきらいがあってアジア編に比べるとやや失速しますが、「旅の楽しみ方」を教えられた思い出深い本です。


 前にも書いたように、私には「少しの間フランスで勉強したい」という野望があります。ただ最近、勉強の着地点が定まらないうちは時期尚早かな…と思うように。この本を読み返してみて、その思いが確信に変わりました。「旅の到達点」を決めずに出発してはいけない!

 実は来月、イタリアに行くことになりました(とは言っても、単なる旅行)。なので、フランスの話はちょっとだけお預けになります。具体的な形が見えてきたら、またここで報告させていただきます。
[PR]
by framboise73 | 2006-12-23 18:43 | book&cinema